生体磁場と神聖幾何学

生体磁場と神聖幾何学

電場と磁場

おそらく、この宇宙には何らかの磁場が存在する。その理由として、この宇宙は、微に入り細に入り、イオン、つまり、プラスの電極とマイナスの電極を持つエネルギーが、引き合うもしくは、反発しあうなどの働きによって、結合もしくは分離し、さまざまな状態を生み出しているからである。

また、電気的エネルギーの存在するところ、つまり電場には、磁場が生じる。電場と磁場は相関の関係にあり、電場があれば、そこにはまた、磁場も存在する。

私たちが生きているこの世界で、最も大きく影響を受けている電場、磁場の現れはイオン結合であり、その代表的存在は水であると言える。水は、プラスに電化している酸素イオンと、マイナスに電化している水素イオンからなり、その電気的働きによって、様々なものと結合し、分離し、あらゆる変化を起こす。

よく知られているように、私たちの身体構成要素は、水が一番多い。そのため水の持つ電気的要素、磁場の働きの影響を強く受けている。

その他の生物も、鉱物も、水を構成要素として持たないものはおらず、それぞれに付随するエネルギー的また、物質的要素の結果、固有の電気的、磁場の状態が存在する。

このように、この宇宙に存在するものには、電気的な状態と磁場を生じて存在しいる。

水の結晶から見る水イオンの幾何学

雪の結晶からもわかる通り、水は、六角形の平面構成から成り立っている。酸素イオンを中心とし、その周囲に6つの水素イオンが結合している。六角形とはすなわち、この図形である。

このように、一つの酸素イオンを中心として、その周囲には、等距離のエネルギー範囲があり、また、同様に、等距離のエネルギー範囲がそれぞれ均等に影響を及ぼして、この六角形が生じている。この状態が、水のイオンにとって、バランスの取れた状態である、ということになる。

その結果、雪の結晶は、6つの頂点を持つ図形を基本として展開する。

6つの頂点を持つ図形の一つ

この水を中心として展開する人の生体磁場は、内包する多種多様の物質によって、複雑な電場磁場の形状を持つ。それにより、各人体のエネルギー状態は、電気的にも、磁場の状態としてもその状態に応じて個別に変化する。

またその結果、そのときの状態によって、電場磁場の影響とは知らずに、人は、他の個人、他の集団と引き合ったり、反発したりする。

人体の電場磁場

これまで述べてきたように、すべてのものに、電場磁場が存在する。そして、その状態は、この宇宙と同じ状態、つまり、電気的調和であり、磁場のバランスが整っている状態であることが望ましい。

そのように考えた場合、人体の場合はどのような状態を目指すのが適切かを考えてみる。

人体でそれを実現するとどうなるのか

人体で電気的調和と、磁場のバランスが整っている状態を実現すると、どうなるかについて、次のようになると考えられる。

まず、人体の周囲に安定した磁場の状態が生じる。その結果、磁場に相対する電気的エネルギーが影響を受け、水を中心とする全てのイオンが整う。

水とエネルギー的な磁場の影響から、電気的にも磁場にも調和とバランスがもたらされる。その状態から、心身ともに健やかで、人体が持つ本来の働きが実現する。

では、ここで扱っている神聖幾何学図形と言う視点から、水を中心としたこの人体の電場磁場の調和した状態は、どのような図形になるのか。

電場磁場の状態を整える神聖幾何学

人体の電場磁場の状態において、正常な、もしくは、本来あるべき状態とはどのような形状なのか。

それを考えるとき、その最も適切なものは、この宇宙の状態に従うことである、と言える。なぜなら、この宇宙は常に完全で完璧であり、その状態は調和そのもので、完全にバランスが取れているからである。そこに不調和は存在しない。

この宇宙の状態を手本として、その図形を検討する。

また、この宇宙の完全なる調和こそ、人体の本来の状態であることは疑う余地はない。そして、その実現のために選択される図形は、なるべくシンプルであることが望ましい。なぜなら、シンプルな形状は歪みを生じにくく、かつ、仮に歪んだ場合も対処が容易で素早くできるためである。

適切な生体磁場の図形を検討する

この宇宙を手本とする場合、この宇宙が始まった原初の原初は、点つまり、原点であることから、その形状はそれを拡大した形、つまり正円であると考えられる。

また、次に現れた形状、つまり図形はヴェシカパイシスであることから、人体の周囲には、ヴェシカパイシスを配置する、というのが適切であると考えられる。

また、このように、ヴェシカパイシスは、正円にぴったり収まる。その点からも、最も適切であると言える図形である。

ヴァシカパイシスから展開する神聖幾何学

これまでの記事でもみてきた通り、ヴェシカパイシスは、そこから様々な図形を生じさせる。安定したヴェシカパイシスは、また、自身を基礎として次のヴェシカパイシスも生じさせる。

そして、このヴェシカパイシスの状態は、上記の図にあるように陰陽三元の状態と形状をどの状態でも同じくする。老子は、その様子をご覧になっていたのではないだろうか。初め混沌があり、一が二を生み、二が三を生む。これは、ヴェシカパイシスの成り立ちそのものである。

人体もまた、この有り様に倣うことによって、本来の調和となることは間違いない。そこには、完全なる調和があり、全てが完全な形で展開する基盤がある。

ヴェシカパイシス以外の生体磁場の図形候補

ヴェシカパイシスから生じる形状として、原点とヴェシカパイシスとの交点を半径とする円、球体がある。

次に、その円に内接し、かつ、ヴェシカパイシスの各交点を頂点とするひし形、正八面体が現れる。

ヴェシカパイシスとの交点から生じるひし形の立体図形

このひし形、正八面体は、別名、天の正方形と呼ばれる。天の正方形とは、この世界では表すことのできない正方形という意味である。つまり√だけで構成されている人智を超えた形ということからこの名がつけられている。

正八面体

これまで別記事で述べてきたように、ヴェシカパイシスから生じた正八面体はx軸、y軸、z軸ともに交点を持ち、この宇宙全体と安定して調和している。

ヴェシカパイシスの交点6つと3つの軸に支えられ、対角線は各面の重心点を通るため、図形として全体と安定した調和の関係を持っている。

この点から、正八面体は、人体の生体磁場にふさわしい図形の候補と言える。

星型二重正四面体

生体磁場として、現在、この世界で最も有名な形状は、星型二重正四面体であると思われる。この図形は、立方体の各辺を消去した時に現れる形状で、その場合、各頂点は対角線と交点を持つ。

立方体から生じる星型二重正四面体

立方体から生じた星型二重正四面体の場合、下の図にあるように、ヴェシカパイシスから正円を生じ、その後、ヴェシカパイシスの別の45度の位置にある交点を原点と結び、対角線を表し、次に、ヴェシカパイシスの交点を結んだ同じ長さを持つ辺を一辺とする立方体を現す。その立方体の各面にあるそれぞれの対角線が星型二重正四面体を生じさせる。

立方体からの星型二重正四面体
立方体からの星型二重正四面体

また、これとは別に現れる星型二重正四面体がある。

シードオブライフの交点を基準として現れる星型二重正四面体は、同時に2つの大きさの違う星型二重正四面体が生じる。実際に、シードオブライフから図形を描くとよくわかる。

シードオブライフからの二つの星型二重正四面体
星型二重正四面体

またこのシードオブライフから生じた星型二重正四面体を立体にした場合、z軸に関しては、原点から最も遠い正四面体の上下の頂点を通るが、x軸、y軸についてはその他の頂点は通らない。

このように、神聖幾何学の視点から見ると、現在多くの人が実践し、活用している星型二重正四面体は、生体磁場としてコントロールするためには、かなり高度な技術を要することがわかる。

また、星型二重正四面体の生体磁場の発現については、かなりの労力とエネルギー的技術が必要であることは周知されている。その理由について、おそらく、これらの図形の生成状態から生じている。

このように、人体の生体磁場として適切な図形は、ヴェシカパイシス以外の候補としては正八面体と星型二重正四面体が有力であると言える。また、実際のところ、その状態は、どちらも起動がかかれば同様な働きをする。

実際に使ってみた個人的な体感

個人的に、星型二重正四面体を生体磁場として活用しようと試みたことがある。

生体磁場として星型二重正四面体を発現させるための講座を受講し、それを実現した。ところが、星型二重正四面体は、発現しても、思うような働きがなく、起動をかけることができなかった、そのため結局使わなくなった。

その後、神聖幾何学の研究を進める中で、独自に、ヴェシカパイシスを基盤とする正八面体を生体磁場として発現する方法を発見した。この方法で生体磁場として発現した正八面体は、発現後、即、起動がかり、自由に使いこなすことが可能であったため、それ以降、自分では、この正八面体を活用している。

あくまで、個人の感想だが、それぞれの特性によって図形との相性、使い勝手としての向き不向きがあるように感じる。

自分の場合は、おそらく、原点、そしてヴェシカパイシスの研究から、ヴェシカパイシス、正八面体の図形に馴染みがあるため、この正八面体を主体とした図形を生体磁場として使いやすいと感じる、と考えられる。

自分の特性に合った神聖幾何学の図形を、自分自身の生体磁場とすると言うのは、理にかなっており、その活用方法も神聖幾何学の図形同様、際限なく展開することができる。興味のある方は、ぜひ実践なさることをお勧めするものである。