
3と5と6の立体図形を融合させた結果の考察
ピタゴラス学派の中で、正十二面体に関する情報は一切口外してはならないという規律があった、という話を知り、一体その理由はなんだろうか?とずっと疑問に思っていた。
もし、口外した場合、学派追放だけでなく、死罪だったとの話だったので、相当な深い理由があるに違いないと思っていたのだが、その理由がようやく分かった。
5と6の図形には、円積問題の解がすぐにわかるようになっている。
その理由を見てもらおうと思う。

正方形
正十二面体の上下の面を上下の辺とする。
左右の辺は正十二面体の左右両端のY軸から長い方を取った辺とする。
このようにして描いた正方形が中心のオレンジ色の正方形になる。
円
Seed of Lifeの外円6つのそれぞれの一番外側にある交点を結んだ円とする。
それぞれを描いた結果が、円積問題の解となる。
今回は、立体で製作したので、平面、立体ともに同時に確認できる。
これが分かれば、精神と肉体の調和が最もシンプルに実現する。
ここに気づいて、ピタゴラスがなぜこの図形をひた隠しにし、世界に広まることを怖れたかの一端が垣間見得た気がした。