二と三の数と、五と七

4つの円環で構成された基本ユニットを7つ交点で結ぶ3Dシードオブライフ一段目

五十黙示録 第一巻 扶桑之巻 第一帖

天に神の座あるように、地には人民の座があるぞ、
天にも人民の座があるぞ、地に神の座があるぞ。
七の印(しるし)と申してあるぞ、七とはモノのなることぞ、
天は三であり、地は四であると今迄は説かせてあったなれど
愈々時節到来して、天の数二百十六、地の数一百四十四となりなり、
伊邪那岐三となり、伊邪那美二となりなりて、ミトノマグハイして五となるのであるぞ、
五は三百六十であるぞ、天の中の元のあり方であるぞ、
七の燈台は十の燈台となり出づる時となったぞ、
天は数ぞと申してあろう、地はいろは(意露波)であるぞ。

五十黙示録 第一巻 扶桑之巻 第一帖より抜粋

二と三

これまで、私自身いろいろな形でひふみ神示の研究を行ってきました。その中でも数に関する記述がたくさんあり、一見非常に難解なのですが、これがわからなければお筆の内容がさっぱりわからないということもあり、さまざまな角度から考察を行っていました。

今回は、その中でも二と三、五と七について、このブログ内で頻出する立体図形を用いて考察した内容をお伝えします。

二とは何か

上記の引用内に『イザナミ二』との表記があります。イザナミさまは、黄泉に行ってから、いかづちの神々様をお産みになられたので、ご担当は、いかづち、つまり、プラズマに関するものの大親様である、とわかります。

つまり、見えない世界の方をご担当されている、図形でいうと、下の図形にあたります。

二の象徴

三について

一方、『イザナギ三』との表記から、イザナギさまは、イザナミさまと別れた後、現れの世界であるこの世界のすべてをお産みになられたとありますので、ご担当は、物質の世界のすべての大親様である、とわかります。

つまり、現れの世界をご担当されている、図形でいうと、下の図形にあたります。

三の象徴

三の図形は、4つの円環から二の図形で表されたひとつの円環を外した残り3つの円環で構成されています。

二と三を融合する

もともとは、イザナギ、イザナミの両神は、ともにお力を合わせてこの世界をお産みになられていたわけですが、色々あって、別れ別れとなられ、それぞれの世界、つまり、見えないエネルギーの世界と物質の世界と両方をそれぞれでお産みになられることとなったのですが、時巡りきて、ともに千引の岩戸をお開きになり、またともに世界をお産みになる、という予言がひふみ神示の中にあります。

このお二人がお力を合わせることとなるその際に、『ミトノマグハイして五となる』とありますので、

”ミトノマグハイ”を数字とカナに直して、日本語に翻訳すると、

『てんし様の純粋なキと、てんし様の純粋なミとによって、イザナギ、イザナミの両神は、てんし様の大いなる御意志を中心に結ばれ、元の本来のお二人でお働きになられるお姿の形となりなりて、さらに、てんし様の御意志をそれぞれのご自身のご意志として、てんし様の意をご自身の中心に据えて、てんし様の意のままにお力合わせてお働きになる』、

ということになります。

その状態が、この図形です。

ミトノハグハイの後の五の形

この図形ではっきりわかるように五とは完全な球体です。つまり360度を内包している図形です。ここにお筆にある『五は三百六十であるぞ』の意味が現れています。

さらに、『天の中の元のあり方であるぞ』というのも、これまで解説してきたように、原点としての大歓喜を中心として、この世界の現れる初めの円環と、その立体方向への展開による3つの円環は、まさにその言葉通りの様子を図形として表したものであることがわかります。

この五の状態が実現することによって、新しい世界の状態、つまり、大歓喜を中心とした4つの円環の基本ユニットが新しい世界を、新しい形で作り出していく、

ということが予言されている、というのですが、実際、すでにそのようになり、お二人お力を合わせお働きな下さっておられます。もし、このことにご興味のある方は、そのご様子をご覧になりに行かれるのも素晴らしい体験になるかと思います。

五の後の七

そのようにして、五が現れたあとは、五の形に現れている円環どうしの各交点と、各円環の元となる見えない中心点(原点)を結び、螺旋を描いて動きます。

その結果、最初に生み出されるのが、この形”七”です。

中心に基本ユニットがあり、その周囲にそれぞれの円環の交点と中心点とを結び、その周囲に配置されています。

七の燈台は十の燈台となり出づる時となったぞ

という記述にあるように、この七の状態を基礎として、さらに立体として上下、前後、左右、それぞれに螺旋を描いて展開していきます。

そして、それはさらに拡大し、新しい世界の型としての形が生み出されます。

それが、この図形です。

新しい世界の形

この図形は、あたらしい世界の型として作られた立体図形を上部からみた形になります。

以前の形であるシードオブライフなどの組み合わせの状態は残しつつ、新しい世界の型では、その中心点がはっきりとわかるようになっています。

このように、新しい世界では、世界の大元であるグローバル座標の原点を見失うことなく、さらに、その原点の大元である大歓喜をそれぞれの形の中心として据えて、大きく上下に螺旋を描いて発展、展開しています。