
円の深淵さ
円から全てが生み出される

円は、その中心点から同じ距離を持つ点が一列の線となって形になる
上記にあるように、円の中心点とその周囲に中心点から等しい距離にある点を繋いで引かれた線。
これが円という形です。
当たり前のようですが、ここには本当に深淵な情報が含まれています。その重要な点をこれから確認していきます。
この図形の重要なポイントは、
中心点
この中心点から、どこも等しい距離で一本の線が生まれる。この円は中心点の表れとともに同時に生まれます。
つまり、この円に見られる一本道が中心点とともにこの世界に現れる。
それが円なのです。
円はそのようにして平面上に現れます。この円からこれから始まる全てが生まれていきます。
中心点
この円という図形に見る中心点は、この世界の現れる前の、はじまる時の前からそこにあり、さらに点としてこれから展開する全てを内包している『元』となるものと言えます。
そのように考えると、この円の中心点とは、老子の「道(タオ)」そのものではないかと感じました。
https://ja.shenyunperformingarts.org/blog/view/article/e/8JNsHtmShtI/『道』を授ける:老子の物語.html より
有物混成。先天地生。
寂兮寥兮。獨立而不改。周行而不殆。
可以爲天下母。吾不知其名。字之曰道。混沌として一つになったなにものかがあり、
『老子道徳経』より
天地が生まれる以前から存在している。
それはひっそりとして音もなく、ぼんやりとして形もなく、
何ものにも依存せず変わることもない、
止むことなくあらゆる所をめぐる。
この世界を生み出した母ともいうべきものだが、
私はその名すら知らない。
「道」といっておこう。
このようにして、中心点とその周に現れる円という図形は、なんとも深淵な形であると感慨深いものがあります。
平面から立体へ
次に、その円が立ち上がって3度120度回転する動きを行います。



この図のような動きを経て、立体の世界、つまり360度の世界に現れた時、はじめて、この球体としての形が出来上がります。
ここに見る3つの円環の現れ方は、120度で一周する動きの中で、それぞれの円環同士の交点が正三角形を構成し、同じ4つの円環が完全な球としての形を作り出す、というプロセスを経ます。
この球体へのプロセスは、老子のタオの動きそのものではないかと感じました。
タオは一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は陰を負い陽を抱き、沖気以って和を為す
『老子道徳経』より
これらの考察から、4つの円環による球体が神聖幾何学で、大変重要なものであることがわかります。
かつ、これらの円環の交点が、今後の球体による世界の形の展開に非常に重要な意味があることも予感させるものです。
そして、その通り、その交点と中心点との結びによって、シードオブライフ、フラワーオブライフ、フルーツオブライフへと拡大、発展していきます。

このように、4つの円環によって構成された球体の中心点とその4つの円環に現れている交点とを結び、形になっていく。